xRの世界 | The world of xR (xReality)

拡張現実 Augmented Realty/仮想現実 Virtual Reality/複合現実 Mixed Reality の技術がもたらす DX(デジタルトランスフォーメーション)

日立がAR(拡張現実)技術を使用したハンズフリー型現場保守・点検作業支援システムを開発

拡張現実技術は、シミュレーション、エンターテイメント、プロモーション、印刷物の拡張、という利用方法から、業務支援の利用という本来の効力を発揮する分野へと拡大されつつある。海外では、多くの企業が数年前から取り組んでいるが、日本で目立っていたのは富士通NEC、SAPくらいであった。日立からもようやくこの分野へ取組みを強化するようだ。

---下記、日立のサイトから引用---
株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、着脱式カメラ付のヘッドマウントディスプレイとAR(Augmented Reality:拡張現実)技術を用いたハンズフリー型の現場保守・点検作業支援システムを開発しました。本システムは、日立が2014年2月から販売しているクラウド型機器保守・設備管理サービス「Doctor Cloud(ドクタークラウド)」のオプションサービスとして、国内外の工場・プラントや水処理施設などの社会インフラ事業者向けに2015年7月から販売を開始する予定です。 このシステムを導入することで、現場の撮影や作業ナビゲーションの確認をハンズフリーで行えるとともに、着脱式カメラを活用して見えにくい箇所も確認・撮影できることから、保守・点検作業の効率・安全性向上と遠隔地からの作業指示の効率化を支援します。


本システムの構成イメージ

(出典 http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/02/0224c.html)