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パナソニックがHUD(ヘッドアップディスプレイ) 3連弾、AR対応から市販品まで

HUD(ヘッドアップディスプレイ)は、拡張現実技術の実用的な利用方法の最たるもの。位置情報、障害物や先行車や後方車との距離を知らせたり、最新の情報を表示する。パナソニックならではの拘りがあるようだ。  
パナソニックは、「第20回ITS世界会議東京2013」(2013年10月14~18日、東京ビッグサイト)において、AR(拡張現実)対応の次世代コンセプトから、自動車メーカー向けに開発中の製品、市販品の「フロントインフォディスプレイ」まで、3つのヘッドアップディスプレイ(HUD)を披露した。  

イオニアJVCケンウッドが販売しているHUDは、運転席の天井部やルームミラーに設置するタイプだが、パナソニックはメータークラスターの上に設置する据え置きタイプを選択した。その理由を聞いたところ、「天井部やルームミラーに設置する他社のHUDは、ドライバーの視線に常に入るように設計されている。しかし、ドライバーにとって、HUDの表示を見たいと思わないタイミングもある。当社のフロントインフォディスプレイでは、『ドライバーがHUDを見たくないときに邪魔にならない』ことを考慮して、据え置きタイプを選択した」(パナソニック)という。
(via http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1310/18/news112.html)