カメラだけでARを実現する「SREngine」，クリエータがiPhone版をデモ

残念ながら予定が入っていて行けなかったAR関連のカンファレンス
itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090226/325619/

『金村氏が画像認識AR応用に着目して開発した「SREngine（Scene Recognition Engine）」は，街中や店舗，パンフレットなどの映像と各種タグ情報などをひもづけてデータベースに格納。そのデータベースを基にカメラに写る“シーン”の実映像にタグなどを重ね合わせることで，センサー不要のARを実現している。
iPhone版のSREngineは，画像認識をクライアント，データベース照合をサーバーで実施する構成』

⇒個人で取り組まれている金村星日氏。GPSの電波は入らず，加速度/地磁気センサーもない。使える入力デバイスはカメラのみという環境でも使えるAR技術。非常にユニークな発想と技術力だ。

■金村 星日氏の運用サイト
http://kousei-inc.com/fallen/srengine
『SREngineは画像処理技術を組み合わせてシーンを識別します。たとえば、コーナー検出や直線検出です。SREngineでは約20のアルゴリズムを組み合わせて、高速でノイズに強い識別を可能とするよう設計されています。アルゴリズムの一つとして、時間・空間的な認識処理を神経細胞の情報処理モデルであるIntegrate-and-Fire neuron modelを用いています』

⇒FaLLenについて： FaLLenのアップデートは休止して、今後は、SREngine for iPhone (SREngine Client/Server Edition)の開発に専念するとのこと。しかし、FaLLenで、下記のことを実証していたとは、驚きだ。
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■金村 星日氏のブログサイト
http://semanticlog.blogspot.com/search/label/srengine
『セカイカメラは拡張現実なのか？』『SecondLifeと同じ道を歩む可能性に対する危惧』等について、冷静な視点で説明している。